自愛とは自分自身を愛することですが、自分を愛することがいまいちわからない方は自分を「許す」「認める」「受け入れる」と考えてみてください。
あなたがストレスが溜まってイライラしている時や仕事に失敗して落ち込んでいる時、怒っている時、悲しい時、そんな時にイライラなどネガティブな感情、ネガティブな自分をそのまま丸っと受け入れてみてください。これが自愛です。
「イライラしてていいよ。ネガティブでもいいよ。それでいいよ。」と自分自身に声を掛けてあげるのです。ネガティブな感情ごと受け入れてください。
この時「イライラしちゃダメ!もっとポジティブに考えなきゃ!」とならないようにしましょう。これは感情を抑えつけて蓋をする行為です。イライラしている時や怒っている時や悲しい時は思いっきりイライラして思いっきり怒って気が済むまで自分を泣かせてあげましょう。これも自愛です。
しかし自愛ができない人がいます。それは自己肯定感が低い人です。
自己肯定感が低い人は自分自身に「許す」「認める」「受け入れる」事がとても難しいです。そういう人は愛されワークをして自己肯定感を高めていきましょう。
愛されワークのやり方
まずあなたが一番大好きな人を思い浮かべてみてください。誰でもいいです。好きな歌手、芸能人、尊敬する人、リアルな恋人、奥さん旦那さん、ハリウッドスターやアニメのキャラクターでもOKです。
とにかくあなたに対して愛情表現がイメージしやすい人を思い浮かべてみましょう。
そしてイメージの中であなたが言われて最高に嬉しく幸せになる言葉を言ってもらうのを想像してみてください。
この時「こんなこと言われるなんてありえない」なんて制限を掛けずに好きなだけ愛されてみましょう。
最初は照れくさかったりして中々想像できないかもしれませんが、慣れてくると簡単に出来るようになってきます。
相手に触れてみるのもいいかも知れません。この時、イメージした相手の声、温もり、感触、表情などリアルに体感してみてください。その時感じた感情も臨場感を持って体感しましょう。
脳は臨場感があれば現実かどうか区別出来ないようになっています。
これは妄想だと思わずに、実際に体験しているのだという感覚になるのが大事です。
本当は子供の頃甘えたかった。でも甘えられなかった。
そんな人は子供になって抱っこされて思いっきり甘えましょう。
辛い経験をしたり頑張ってる人は「辛かったね。頑張ったね。」と言ってもらいジーンとしましょう。人によっては涙が出てくるかもしれません。
もし自分の体にコンプレックスを持っていたら、全部認めて受け入れてくれる場面を想像してください。コンプレックスを含め丸ごと愛されてみましょう。
このワークは臨場感が大切です。心暖かくなったりジーンとして涙が出てきたり、その感覚を大切にしましょう。
とにかく自分がされたい事、言われたい事制限なくイメージするのです。
入浴中や就寝前が効果的
愛されワークをやるのは基本的にはいつでもいいですが、お勧めは入浴中や就寝前などのリラックスしている時です。
リラックスしている時は潜在意識にイメージがダイレクトに入りやすいからです。
ゆっくりと深呼吸した後にやるとより潜在意識に入りやすいです。自分は愛されてるという感覚を潜在意識に落とし込みましょう。
愛されワークを続けていると
愛されワークを実践し続けていると、子供の頃に両親から十分な愛情を注がれた人と同じ状態になり自己肯定感も高まります。
自己肯定感が高まると何でもないことが幸せと感じる事が出来、自信も出てきて自然と自分に幸せになる許可を出す事が出来ます。
イキイキとした人生を送るれるようになり、自分で自分の愛情を満たす事が出来るので他人から何かを要求する事がなくなります。そういう人は他人から愛されるでしょう。
また、潜在意識では世界=自分と考えます。
自分を愛するという事は世界を愛する事と同じで、自分を愛していたら世界を愛する事になり世界からも愛されるという事です。
世界からも愛されるという事は自然と自分の理想の世界になっていき、結果願望も実現してくる事になります。
愛されワークの注意する所
注意する所は、現実逃避や妄想だという前提でやらない事です。
自己肯定感が低い人は自分が愛されていないという思い込みによるもので、それは多くの場合幼少期の愛されなかったという記憶が原因となっています。本来人は無条件で愛されています。
その愛されている状態を思い出すのがこのワークの目的なので、現実が辛いから現実逃避をして妄想しようとすると愛されワークの意味がなくなってしまいます。
あくまでも妄想などではなく、実際にそれを体験している感覚になる事が大事です。
自己肯定感が低い人は最初はなかなか効果が見えてこないかもしれませんが、続けていると必ず自分の心に無条件の愛で満たされてきます。
無理をせず少しづつ続けていきましょう。